よく耳にする病名や身近に起こりやすい病気についての豆知識を紹介します。 文章はごく一般的な見解を載せております。 治療法などについては個人差もございますので、必ず主治医や当医院にてご相談の上、正しい治療方法で対処してください。


アレルゲン免疫療法

舌下免疫療法

ビオチン療法

交通事故外傷

メラノーマ

ガングリオン

物忘れ外来

脳外科

リハビリ(理学療法)

乳ガン

循環器病

心臓病

花粉症

インフルエンザ

メタボリックシンドローム

脱毛症

偏頭痛

形成・美容外科

腰痛

疲労症

はしか(麻疹)

気管支炎

骨粗鬆症


アレルゲン免疫療法とは

アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく治療法です。 アレルゲンを体内に入れる方法は、主に注射による皮下免疫療法と舌の下の粘膜から投与する舌下免疫療法があります。 従来、アレルゲン免疫療法は皮下免疫療法が中心でした。しかし、舌下免疫療法では注射の痛みや通院の必要がないこと、そして全身におよぶ副作用の発現率が低いため安全面から今注目が集まっています。

[診断・治療]

アレルゲン免疫療法を適応できないケースもありますので、ご注意ください。

[アドバイス]

この治療を進めている医院は、数少ないですが、当院では積極的に取り組んでいます。

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舌下免疫療法

アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく治療法です。 アレルゲンを体内に入れる方法は、主に注射による皮下免疫療法と舌の下の粘膜から投与する舌下免疫療法があります。 従来、アレルゲン免疫療法は皮下免疫療法が中心でした。しかし、舌下免疫療法では注射の痛みや通院の必要がないこと、そして全身におよぶ副作用の発現率が低いため安全面から今注目が集まっています。

[診断・治療]

治療は最低2年間程度、毎日1回継続する必要があります。
投与する量に関しては、増量期(1〜2週目)と維持期(3週目以降)で異なります。

 スギ花粉症の治療の場合、花粉が飛びはじめてから開始するとアレルゲンとの接触量が増えてしまうことから、花粉飛散の3ヵ月前からの治療が必要です。

2月ぐらいから花粉飛散がはじまることを考えると、少なくとも11月以前に治療開始することが望ましいです。
子どもの場合、スギ花粉症における舌下免疫療法については12歳以上が対象となっています。
また、適応年齢の上限はありませんが、高齢者の方は医師に相談して治療の可否を判断してもらうことが大切です。

[アドバイス]

この治療を進めている医院は、数少ないですが、当院では積極的に取り組んでいます。
副作用の発現を避けるために、注意点をきちんと守らなければなりません。よくご相談のうえ、治療を行います。
主に以下の方についてはアレルゲン免疫療法を適応できないケースもありますので、お医者さんとよくご相談ください。
●妊娠されている方
●喘息や気管支喘息の症状が強く出ている方
●重症の口腔アレルギーの方
●抜歯後などの口腔内の術後、傷や炎症などがある方
●ステロイドや抗がん剤、β阻害薬使用など特定の薬を使用されている方  …など
アレルギー性鼻炎診療ガイドライン2016年版、第5章 治療(アレルゲン免疫療法)より
副作用の発現を避けるために、以下の注意点をきちんと守らなければなりません。
●舌下への投与後、5分間はうがいや飲食を避ける。
●舌下への投与後、2時間は激しい運動や入浴などは避ける。
稀ではありますが、アナフィラキシーショックなどの副作用が報告されていますので、専門のお医者さんの指示のもと治療を行う必要があります。主な副作用は、口腔内のかゆみなどの局所的な症状となります。

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ビオチン療法とは

ビタミンB群の一種である「ビオチン」を投与することによってアトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、花粉症症状の改善を図る治療法です。ビオチンは、別名、「ビタミンH」とも呼ばれています。(ビタミンHの”H”は、ドイツ語の”Haut”(皮膚のこと)の頭文字を取ったものです)
※体内のビオチンが欠乏した場合の症状は以下のとおりです。
    白髪、脱毛、湿疹、炎症など皮膚症状
    結膜炎、筋肉痛、疲労感、食欲不振、味覚異常、
    血糖値上昇、不眠、神経障害

[診断・治療]

アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、尋常性乾癬の患者様は血清ビオチン濃度が低いため、ビオチンの投与によって症状の改善を図ります。ステロイド剤の使用量を減らすのに有効です。

[アドバイス]

この治療を進めている医院は、数少ないですが、当院では積極的に取り組んでいます。
アトピー性皮膚炎の治療、また、脂漏性皮膚炎の症状や湿疹、脱毛、白髪の改善にも有効であると考えられています。一度ご相談ください。

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交通事故外傷

通事故が軽度な場合には軽い打撲傷で済むが、酷い場合は筋肉や筋、神経また骨を損傷したり、精神的なダメージ、酷い場合は、死に至る場合もあります。交通事故の特徴として事故当時はショックなどにより痛みを感じず、後日になって痛みが出ることが多く見られます。また、レントゲンや検査で確実な原因が断定できず、心身ともに苦しむ、患者さんが多いのも事実です。

[診断・治療]

交通事故の患者様は早めに治療をうけていただき、後遺症が残らないようにしっかりケアしていきます。

[アドバイス]

交通事故の患者様は早めに治療をうけていただき、後遺症が残らないようにしっかりケアしていきます。

とにかく早めの治療が肝心です。後遺症で悩まれておられる方もお気軽にご相談ください。 ▲豆知識トップへ

メラノーマとは

メラノーマとは、メラノサイトと呼ばれる皮膚細胞に悪性細胞が認められる病気です。悪性、つまり皮膚ガンの一種ということになります。そして、メラノーマは全身のあらゆる部分に発生し、異常なほくろであったり、日光の照射程度によって発生リスクが高くなります。

[診断・治療]

メラノーマの進行はとても早く、治療が手遅れになると生命に関わる恐ろしい病気です。メラノーマの診断には医師による皮膚所見のほか、疑わしい部分を局所切除し、病理医によって顕微鏡下で組織を観て、ガン細胞かどうかを調べる方法があります。

[アドバイス]

メラノーマは一見するとほくろのように見えますが、ほくろとは区別され、別名を悪性黒色腫とも呼ばれています。

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ガングリオンとは

手足にできるしこり (腫瘍) の代表がこのガングリオンです。これができると、手や足が普通はドーム状に盛り上がり、硬いしこりを触れるようになります。

[診断・治療]

悪性ではないので放置してもかまわないのですが、手首などにできると人目について目立つことがあります。近くの神経を圧迫して痛みを生じることもあります。そのような場合は手術が必要です。

[アドバイス]

痛みを感じる場合はお気軽にご相談ください。

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物忘れ外来とは

“物忘れ”の治療を目的とした外来です。物忘れには年齢の変化によるものと、病気によるものがあります。病気によるもので一番多いのが認知症ですが、この認知症にはさまざまな原因があり、治る認知症もたくさんあります。

[診断・治療]

ご本人はもとより、ご家族の方々からも詳しい話をお伺いして、治療をすすめていきます。近年、増えつつある“物忘れ”が気になる段階でも受診することで認知症の早期発見につながり、治療可能な場合には進行を食い止めることができます。

[アドバイス]

「認知症(痴呆)」外来や「精神科」というとなかなか行きづらいと思われておられる方は、当院の「物忘れ外来」へお気軽にご相談ください。

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脳外科とは

脳神経外科の略称です。脳神経外科とは、脳・脊髄・末梢神経の疾患に対して、外科的な治療を施す分野です。

[脳外科の病気]

1、突然のひどい頭痛と嘔吐 → くも膜下出血
2、急速に複視、眼瞼下垂が起こった→内頚動脈後交通動脈分岐部脳動脈瘤
3、突然の半身の手足の麻痺 → 高血圧性脳内出血(脳出血)、脳梗塞
4,急なめまい、嘔吐、ふらつき → 脳幹部梗塞、小脳出血
5,急に意識を失い倒れた → くも膜下出血、高血圧性脳内出血、脳底動脈血栓症
6、けいれん → 脳腫瘍、脳動静脈奇形
7、次第にボケ症状が進行 → 慢性硬膜下血腫、正常圧性水頭症、多発脳梗塞性痴呆
8、次第に半身の麻痺が進行 → 脳腫瘍、慢性硬膜下血腫
9、次第に進行する四肢の麻痺 → 頚椎症性脊髄症、脊髄腫瘍

[アドバイス]

頭痛、頚部痛、けいれん、意識障害、手足の脱力・しびれ、歩行困難、めまい、耳鳴り、複視(物が二重に見える)、視力・視野(見える範囲)の異常、無月経・乳汁分泌、歩行困難・尿失禁・痴呆症状など脳や脊髄に原因があると思われるようなら受診をおすすめします。

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リハビリテーション(理学療法)とは

機能回復訓練(関節の曲げ伸ばしやマッサージ、歩行訓練など)のことです。 脳梗塞や脳出血といった脳障害に対する運動療法(体を動かすことで体の機能を高める訓練)を行っています。
関節をやわらかくしたり、筋肉をきたえたり、バランスをとる練習、寝起きの練習、歩行訓練などを行います。
他にも温熱療法や骨折後、糖尿病などの運動療法を行っています。

[アドバイス]

当院ではリハビリにも力を入れていますので、ぜひご相談ください。

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乳ガンとは

乳房の悪性腫瘍のことを指します。
症状は、乳房の中に腫瘍が出来、固く固まります。
初期症状は、乳頭からの分泌液に異常が見られたり、出血や痛み、乳頭萎縮、ただれ等が起こります。
一度乳癌にかかるとガン細胞は早いスピードで拡散し、皮膚や胸筋、胸郭に癒着し、皮膚が次第に裂けていき癌性腫瘍が発生します。

[アドバイス]

違和感をお感じになられる方は、当院にて診断できますのでお気軽にご相談ください。

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循環器病とは

「循環系」とは血液を全身に循環させるシステムのことで、血液を送り出すポンプ役の心臓や、血液の通り道である血管など、循環系と深くかかわっている臓器のことを「循環器」といいます。「循環器病」とは、それらのシステムに何らかの障害がおきて、正常にはたらかなくなることで、脳卒中(脳血管障害)の根本的な原因なのです。
循環器病の危険因子といわれる糖尿病、高血圧、高脂血症などは、動脈硬化を誘発し、動脈硬化が、心筋梗塞や脳血管疾患(脳卒中)などにつながります。
また、ひとつの危険因子が発症すると、他の危険因子も誘発しやすくなります。
いま現在、いずれかの危険因子に該当する人は、こまめな健康診断などで自分の症状を確認することをお勧めします。

[アドバイス]

ぜひ当院にて定期的な健康診断をお勧めします。

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心臓病とは

心臓病は、日本人の全死亡順位としては、がんについて第2位を占めています。 なかでも、狭心症や心筋梗塞のような動脈硬化が原因の虚血性心疾患が増えています。

動脈硬化と虚血性心疾患
加齢とともに動脈の壁が固くなり、さらに血管の内側にコレステロールがたまることで、血管が狭くなり血液のながれが悪くなるのが動脈硬化です。
心臓をとりまく血管(冠動脈)が動脈硬化になると、心臓にとどく血液の量 が不足したり、血管が詰まって血液の流れがストップし、心臓が酸欠状態になります。これが虚血性心疾患です。

狭心症
心臓をとりまく冠動脈から、心臓への血液の供給量が不足しておきる酸欠状態により、心臓の動きが悪くなり、胸が締め付けられるような痛みが生じます。

心筋梗塞
冠動脈に血の固まり(血栓)ができたり、動脈硬化により血管がつまると血液の流れが完全に止まり、心臓の一部が死んだ状態(壊死)となります。狭心症よりも痛みが激しく、死に至る可能性が高い病気です。

[アドバイス]

こんな症状にはご注意!
●不安感や胸の違和感(冷や汗、息切れ、どうき、めまいなどを伴う) 階段を上がる、急いで歩く等の行動に関連し起こる痛み
→数分の安静で収まることが多い。
→狭心症が疑われます。
●持続性の胸痛とともにどうき、めまいなどが次第に強くなり意識の低下が起こる。冷や汗、めまい、呼吸困難がさらに強くなり、吐き気、おう吐などを伴う。
→安静時でも、突然、前胸部の激痛が起きる。次第に症状が重くなる。
→心筋梗塞が疑われます。
これらの症状は虚血性心疾患の前ぶれなので、すぐに医師の診断を!

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花粉症と風邪の見分け方

風邪は通常、1週間ほどで良くなりますが、花粉症は、原因となる杉などの花粉が飛んでいる期間中続きます。かぜの場合は、数日たつとねっとりした鼻汁にかわりますが、花粉症は、さらさらとした「水っぱな」状態のまま続きます。ほかに、目のかゆみがあれば花粉症、熱が出ていればかぜの疑いが、という見分け方もできます。花粉症?と思ったら、当院へご来院下さい。

〈主な症状〉
くしゃみ 鼻水 鼻づまり 目・のど・顔や首の皮膚のかゆみ
〈その他の全身症状〉
集中力の低下 だるい 熱っぽい イライラする

2週間前から始める“予防法”

花粉症の症状が出る前に抗アレルギー薬を予防的に用いる方法があります。花粉が飛び始める2週間ほど前からあらかじめ用いておくことで、症状を軽くすることができます。
この方法は、シーズン中の薬の効果をより高めるための“助走”と考えてください。当院で診察を受け、医師の指導と薬の処方に従って使用しましょう。

[アドバイス]

花粉症は、遺伝的な体質、住環境、食生活などの様々な要因が重なって起こります。ぜひ当院にてご相談ください。

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インフルエンザ

インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、鼻咽頭、のど、気管支などを標的臓器とします。急に発症する38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などに加えて、咽頭痛、鼻汁、咳などの症状も見られます。大多数の人では特に治療を行なわなくても1−2週間で自然治癒します。しかしながら、乳幼児、高齢者、基礎疾患をもつ人では、気管支炎、肺炎などを併発したり基礎疾患の悪化を招いたりして、最悪の場合死に至ることもあります。
発症早期にインフルエンザウイルス抗原を検出するための迅速診断キットにより、通常30分以内に結果を判定でき、診断が可能です。

[アドバイス]

風邪だと考えずに、早めに医療機関を受診して治療を受けましょう。
インフルエンザワクチンは接種してから免疫が出来るまでに約2週間かかることを考慮して、来院はお早めに。

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メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の名前の由来は、メタボリック「METABOLIC」は、代謝を、シンドローム「SYNDROME」は、症候群という意味です。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満と高脂血症・高血圧・高血糖などの危険因子が集まった状態をメタボリックシンドロームと呼ばれております。
このメタボリックシンドロームの危険因子は、一つひとつの場合、小さくてもいくつか重なることによって、動脈硬化へと危険な状態へと進展してしまいます。 メタボリックシンドロームは、必ず内蔵脂肪型肥満が含まれており、残り高脂血症・高血圧・高血糖のうち2つ以上含まれるとメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と診断されます。

[アドバイス]

ぽこっとしたお腹の内臓脂肪型の肥満と高脂血症・高血圧・高血糖を合併した状態がメタボリックシンドロームです。

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脱毛症

実は、「脱毛」というのはとても曖昧な意味の言葉です。つまり、たいていは「毛が抜けて毛の数が少なくなる状態」(毛の脱落)といえるのですが、そうでない状態も「脱毛」と呼んでいます。その代表は「男性型脱毛症」で、この場合、毛の数は減らないのですが、あるときから太く長い毛が再生せずに、大半の毛が細く短い毛(軟毛)に置き換わる(軟毛化)ためです。抜けてはいないのですが、頭髪の量は減るので「脱毛症」の中に入れられています。高齢で頭髪が薄くなる壮年性脱毛症も同じ状態です。また、別の例としては、とてもまれなことですが、毛は十分に作られるのですが、毛の質が弱く、とても切れやすいために、長くならないこともあります。いろいろな毛髪奇形の病気でみられる状態です。
毛が抜けて少なくなる「脱毛症」としては、円形脱毛症やトリコチロマニア(抜毛癖)が代表的で、その他にいろいろなものがあります。どれも原因は違いますので、当然、脱毛状態に対する治療や対応も異なります。

[アドバイス]

毛の脱落によるもの
円形脱毛症、トリコチロマニア、休止期脱毛、全身病による脱毛、皮膚感染症による脱毛、皮膚腫瘍による脱毛、瘢痕性脱毛、薬品・化学物質による脱毛など
軟毛化によるもの
男性型脱毛症、壮年性脱毛症
毛の脆弱性によるもの
各種の毛髪奇形

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偏頭痛

頭痛の中にはいくつかの種類がありますが、最も多く、しかも悩まされるのが「偏頭痛」です。
偏頭痛は頭の片側からこめかみにかけて脈打つように「ずきずき」、「がんがん」と痛み、ひどいときには日常生活が妨げられるほどの強さの痛みや、吐き気を伴うとてもつらい頭痛です。
偏頭痛は思春期頃から発症することが多く、成人の約8%が罹患しています。
中でも女性に多く、患者さんの数は男性の約4倍といわれています。偏頭痛は一生の病気であり、現在の医学では完全に治すことはできません。

[アドバイス]

偏頭痛は検査ではわかりません。患者さんからの問診と医師がもっている医学知識を照らし合わせることによって初めて正確な診断ができます。

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形成・美容外科

形成外科は主に身体の表面の奇形、腫瘍や傷跡などの目立つ障害をより目立たないように治療するという整容的な治療を行います。分かりやすく言うと、身体の表面の何らかの目立つ障害を手術治療を用いて、より美しく、目立たなくすると言うことです。
形成外科が治療の対象とする身体の部位は、頭のてっぺんから足のつま先まで、すなわち全身です。ほとんどが病気やケガの患者さんですが、健康な人を対象とするのも形成外科の特徴です。ほくろを取りたい、二重まぶたにしたい、鼻を高くしたいなどという、いわゆる美容外科の手術も形成外科の一分野です。
形成外科が治療の対象とするものは、「外傷」「奇形」「腫瘍」「美容」の4種に大別できます。
※形成外科は保険診療、美容外科は自費診療となりますので、ご注意ください。

主な施術内容
●重臉術(埋没縫合法)
  顔、目の下のたるみ
  フェイスリフト
  黒子をはじめ種々の皮膚腫瘍
●重臉術(切開法)
●アザ
●目の周りのリフト
●肝斑(シミ)
●傷直し(瘢痕修正)
●腋臭症
●鼻の形成
●瘢痕ケロイド
●ピアス
●瘢痕によるひきつれ  等

<形成外科>(保険診療)
 例)一重まぶた
   わきが
   ほくろ・いぼ

<美容外科>(自費診療)

[アドバイス]

プチ整形、顔のたるみ、目の下のたるみ、一重まぶた、わきが、顔のしみ、いぼ、だんご鼻などは比較的簡単に直せます。ぜひ当院にてご相談ください。

一重まぶた、わきが、包茎などは形成外科として保険診療の対象になっていますので、お気軽にご相談ください。

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腰痛の治療法

腰痛の治療法として当院で受けられるのは、症状によって治療法は色々ありますが以下の治療法があります。
●薬物療法
消炎鎮痛剤、筋弛緩剤、ビタミン剤(B12など神経損傷回復に有効)、精神安定剤、骨粗しょう症治療薬など

●温熱療法
赤外線、ホットパック、マイクロウェーブなどで患部を温める。

●理学治療
筋肉の緊張を血流をよくすることで痛みを和らげたり、腰を引っ張る牽引、腰痛体操などの運動、腰椎をコルセットで安定させ、痛みを軽減、予防、矯正する。

●ブロック治療
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などで神経が圧迫されていたり、腰痛の原因が明確で鎮痛剤を使用しても痛みが軽減せず逆に慢性化して収まらず、再発、痛みの増徴などと言った場合に、神経に局所麻酔とステロイドホルモンを注入し、一時的に痛みが脳に伝わらないようにブロックするものです。

《硬膜外ブロック》
脊髄の外側にある硬膜外膣に局所麻酔とステロイドホルモンをまぜた薬剤を注射するもの。これは痛んだ神経根以外の神経根にも作用するため、効果が大きいです。

《神経根ブロック》
痛んでいる神経根のみをブロックする事で、X線で透視しながら痛んでいる箇所の神経根だけに注射するものです。

●手術療法
ラブ法によるヘルニア手術は椎間板ヘルニアで最も一般的な手術の方法です。
手術の内容は、背中側から椎弓という神経を包んでいる箇所を露出させ、ヘルニアを摘出します。時間はだいたい1時間ほどで終了し、退院から歩けるようになるまでは1週間ほどかかります。

[アドバイス]

当院では、ご自身との問診・検査を通じて、症状にあった治療法を見つけますのでぜひご来院ください。

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疲労症

慢性疲労症候群の治療は、基礎疾患が認められず、また臨床検査上異常がない原因不明の病気なので、完全な治療法は確立されていません。したがって、患者様個々に応じた対症療法を実施することになります。

投薬治療や筋肉注射など病状により治療方法が異なります。
(プラセンタ療法など)

他の治療法としては、メンタル面として、同時に患者の不安を取り除くために、カウンセリングも行います。

慢性疲労症候群の発症は、男性:女性=1:3の比率になっています。
また、児童にも発症が見られ、不登校に陥っている場合もあります。

※プラセンタ療法は、疲労回復のほかに美肌や美容にも用いられていますが、自費診療となる場合もありますのでご注意ください。

[アドバイス]

身体のだるさを簡単に疲労だと決めつけず、当院にて問診・検査してみてください。他の病気の早期発見にも繋がりますのでお気軽にご相談ください。

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はしか(麻疹)

麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性のウイルス感染症です。感染力が極めて強く、死亡することもある重症の感染症で、空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染、いずれの方法によっても感染し、好発年齢は1歳代が最も多く、次いで6〜11カ月、2歳の順です。近年、成人麻疹の増加が問題となっており、10〜20代での発症が多く報告されています。

ワクチンを接種して発症そのものを予防することが最も重要です。接種時期は、1歳になったらできる限り早く接種することが望まれます。発症してしまった場合はウイルスに特異的な治療方法はなく、対症療法だけとなります。

大人でも、はしか(麻疹)にかかります。

基本的には、子供のはしかと変わりはありません! しかし大人は、高熱や咳などの症状が重症化しやすく肺炎や肝機能障害になる恐れがあるので、早く適切に対応しないと大変です。最悪の場合、麻痺が残ったり神経系に重い障害が残ることがあります。
大人が重症化しやすいのは、早まって風邪と判断してしまい対応が遅れることだと言われているので、高熱が出て咳がひどいときは小児科のある総合病院で受診がおすすめです。
※当院でも受診可能です。

[アドバイス]

はしかの治療では、ウイルスに直接効く薬がないので、あまりにも高熱が続き心配なときは解熱剤を使った方がいいです。お気軽にご相談ください。

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急性気管支炎

急性気管支炎とは、急性上気道炎症状(咳、鼻みず、発熱)に数日遅れて発症する湿性咳嗽(痰の絡んだような咳)や発熱を伴う呼吸器疾患です。

ウイルスの感染により気管支粘膜に炎症が起こり、痰(たん)を伴う咳(せき)がみられる状態を一般的に気管支炎といいます。

気管支炎の病態は微生物の感染のほかに、喫煙、大気汚染、あるいは喘息(ぜんそく)などのアレルギーによっても起こります。

治療法としては、鎮咳(ちんがい)薬、去痰(きょたん)薬、消炎薬などが対症療法として使われます。

[アドバイス]

主な症状は咳や痰ですが、頸や背中の痛みやこわばり、肩こり、手足の筋肉痛や関節痛、時には下痢や嘔吐を伴うこともありますのでお気軽にご相談ください。

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骨粗鬆症

骨量の減少と骨組織の微細構造の異常の結果、骨に脆弱性(ぜいじゃくせい)(もろくて弱くなること)が生じ、骨折が生じやすくなる疾患です。

合併症として、椎体圧迫骨折(ついたいあっぱくこっせつ)や大腿骨頸部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)を生じると、患者の日常生活動作を著しく低下させ、さらには生命予後にも関わってきますので、早期の診断、治療が望まれます。

薬物療法としては、ビスホスフォネート製剤、塩酸ラロキシフェン(SERM)、カルシトニン製剤、ビタミンK製剤、ビタミンD製剤などがあります。

また、脊椎圧迫骨折などによる腰背部痛がある場合には、カルシトニン製剤(エルシトニン)の注射も有効です。

[アドバイス]

現在、骨粗しょう症の治療薬が次々に登場し、個々の患者さんの症状や病気の進行度に応じて、選択肢が増えてきました。従来の治療薬よりも強力に骨密度増加が期待できる薬や、患者さんが継続しやすいように投与間隔や剤型(薬のかたち)に配慮したものもありますので、お気軽にご相談ください。

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求人募集

●医師募集
常勤またはパート
《勤務時間・給与応談》
(経験により厚遇)
●看護師パート
《9:00〜12:00(月〜土曜日)》
《13:30〜16:00(木曜日のみ)》
《17:00〜20:00(月〜土曜日)》
《9:00〜12:00(日曜・祭日)》
   →時給1,800円

医療事務募集

●医療事務パート

《9:00〜12:00(月〜土曜日)》
《17:00〜20:00(月〜土曜日)》
《9:00〜12:00(日曜・祭日)》
   →時給1,065円
   (経験者は、+300円)
※コンピュータ入力の出来る経験者または有資格者

募集お問い合わせ

医師・看護師・事務パート急募!!
募集の連絡・お問い合わせは
090-8750-9565(人事担当)


各種指定:保険医療機関/労災保険/公害補償法/結核予防法/生活保護法/身障者福祉法/その他福祉医療

クリニック案内

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